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【わたぼうし】繋がる遊びとT君の気持ち

2025.05.27

わたぼうしにはたくさんの木の玩具があります。その中でも最近こども達に人気なのが、木の電車の玩具です。いつもわたぼうしに遊びにきてくれる2歳児のT君も、この木の電車が大好きで、この日もわたぼうしでご飯を食べた後に、真っ先にこの電車の玩具を走らせて遊び出しました。色々な形の積み木を乗せられるので、工夫しながらT君オリジナルの電車を作り走らせます。しばらくするとその電車の近くにあった紐通しの玩具の黄色い紐を持ってきました。とても真剣に電車に紐を絡め始め、「なんだろう…?」と見ていると、「連結!」と言いながら紐で電車を繋げて遊んでいます。お母さんと一緒にその発想に驚きました。次は四角や三角の型はめパズルの穴に、電車の突起が入るか挑戦しています。お母さんと一緒にどの位置に入れれば入るのか試行錯誤です。さらに今度は近くにあった動物の玩具を持ってきました。木の動物たちを電車の上に乗せようとしますが、バランスをとることが難しそうです。どこに置けば安定するのか悩みながら、動物は無事電車に乗ることができました。「ここに乗せる?」「乗せてくださーい!」「降りまーす!」などと、お母さんと職員も一緒に電車ごっこを楽しみました。

T君の発想に驚きながら沢山の玩具を使って遊んでいると、あっという間に帰る時間となりました。「まだ遊びたい…」と言いながら名残惜しい気持ちがありますが、時間は迫ってきます。そこでこの日はわたぼうしの出口まで電車で出発進行!最後は電車の玩具がT君を見送ってくれ、笑顔でさようならができました。

ひとつの玩具から次々と出てくる宝物のようなこども達の発想や遊びを、これからも一緒に感じながら大切にしていきたいと思います。Y.F

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