お知らせ

【わたぼうし】さつまいもの苗植え

2025.06.10

わたぼうしの前にある小さな畑には、毎年利用者さんと相談しながら野菜や花など様々なものを植えて、皆で一緒に育てています。今年は「さつまいもを収穫してみたい」「さつまいものツルでリースを作ってみたい」という声があったので、さつまいもを植えることにしました。日差しが強くなってきた5月のよく晴れた日に、わたぼうしに来てくれた4組の親子と苗を植えました。苗植えをすることを伝えると、こども達は外を指差したり入口に向かったりと、それぞれ早く外に行きたい気持ちを表してくれます。帽子を被ったり、プレイウェアを着たりと準備をし、わたぼうしのこども用のシャベルやスコップを持って畑へ向かいます。皆で土を慣らす作業から始めたのですが、2歳児のS君はスコップでどんどん土を掘り、畝を作ります。1歳児のK君とCちゃんは、スコップやシャベルを使い真剣な表情で土を掘り、同じく1歳児のMちゃんはスコップがお気に入りで、お母さんと一緒に土を掘っていきます。掘り進めていくと、土の中にはみみずや幼虫が沢山居て、遠くから虫を眺める子、積極的に触ろうとする子などそれぞれの反応があります。お母さん達も「いい土だから虫も沢山いるのかな」「お芋も大きくなるかな?」などと話す様子があり、暖かい気持ちになりました。

そうしていると畑の土は柔らかくなり、いよいよさつまいもの苗を植えます。Mちゃん、K君、Cちゃんは少し不思議そうにしながらさつまいもの苗を手にとり、苗の根っこや葉っぱをよく見て触りながら、お母さんと一緒にそっと土の上に置いてくれます。S君は、みんなが置いた苗の根の上に丁寧に土をかけてくれました。

最後にジョウロで水やりをします。植えたさつまいもの上に水がかかるよう、真剣な表情でそれぞれ水をあげます。時には靴に水がかかりますが、その感覚も笑顔で楽しそうにする様子や、ジョウロから出る水に触れてみたり、濡れて感触の変わった土に触れたり、踏みしめたりする様子がありました。びしょびしょになった靴を見て、少し困ったようにしながらも「洗えばいいですよね!」「乾く!乾く!」と励ましあうお母さん達の笑顔は日差しに照らされ輝いていました。この後は中庭でさらに外遊びを楽しんだのですが、その様子は次回のブログでお伝えします!Y.F

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