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【わたぼうし】水や土に触れて

2025.06.18

以前のブログでさつまいもを植えた様子をお伝えしたのですが、畑にさつまいもを植え、土をたくさん触ったこども達は、更に外で遊びたい気持ちになった様子だった為、「このまま外で遊ぼうか」と、全員で中庭で遊ぶ事にしました。しゃべるやバケツ、型抜き等それぞれ好きな物を選び、ジョウロには水をたっぷり入れ、準備万端です!いつも一人で中庭に行く事が多いS君もこの日はみんなと一緒でなんだか嬉しそうな様子です。中庭に着くと、持ってきたしゃべるや型抜きを使い、砂遊びが始まりました。こども達は夢中で砂を掘ったり、掘った砂を飛ばしてみたり、手についた砂をじっと眺めたり、それぞれ楽しんでいます。

せっかくならと山を作り、そこに穴を開けトンネルを通し、そこから水が流れるように下の方に掘り進め、ジョウロの水を山の上からトンネルの中に流してみます。すると、水はトンネルを通り抜け、下の方へと流れていきました。こども達は「なんだろう?」と不思議そうに見ていました。水が流れ終わるとおもむろにS君がトンネルをグシャっと両手で潰して、満面の笑みでにっこりとこちらを見ました。職員も楽しくなり、泥へと変化した砂をグシャっと掴み、手の平を見せると、またにっこりして真似てみるS君。その後泥水遊びが楽しくなったこども達は、さきほど流れた水でできた小さな水たまりで遊び始めました。

前日が雨模様だった為、反対側にも大きな水たまりができており、そこでもこども達は遊び始めました。K君とCちゃんは大きく足を踏みしめて、水の感触を確かめながら、ばしゃばしゃと水しぶきを上げては目を輝かせていました。K君は跳ね上がる水に少しびっくりした様子で「あ!あ!」と声を上げると、Cちゃんもそれに応えるように「ん!うん!」と、笑顔で頷きながら、まるで会話をしているかのようでした。目と目を合わせ、互いに笑い合い、その楽しさを共有しているようでした。

その様子を見ていた他のこども達も興味津々で水たまりに集まってきました。Mちゃんも一緒に水たまりの中に入っていきます。S君は少し離れた所から3人の様子を見つめていましたが、みんなが声を上げて楽しんでいるのを見ると、にっこり笑って一緒に水たまりに入っていきました。S君のお母さんが、「お友だちがたくさんいると、いつもあまり入っていかないんですが、みんな楽しそうだったからかな?」と教えてくれました。

こんな風にみんなで戸外で思い切り過ごした日となりました。後日聞いたのですが、この日、帰ってから、こども達はいつも以上にお昼寝をしたそうです。お日様を浴びて外でたくさんの刺激を受け、過ごす事もこども達にとって、楽しく、室内とは違った発見や体験ができるのかな?と思います。

これからの季節は、園庭で水遊びも始まる為、みんなで夏の季節ならではの遊びもたくさん楽しんでいけたら良いなと思います。M.O

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