実りの秋となりました。こどもたちは落ち葉や木の実などの自然物に触れながらこの季節ならではの発見を楽しんでいます。
　
　秋を感じられる瞬間は食事の中でもあり、カレーやサラダ、おかずなどにさつまいもやじゃがいもといった旬の食材が登場します。１歳児のKちゃんが「おいも～！あったよ！」と嬉しそうに伝えると、周りのこどもたちも食材を探り始め「（おいも）あった～」と言っていました。「他には何が入っているかな～？」と聞いてみると一歳児のSくんは「みてみて！にんじんあったよ！」と教えてくれました。
　遊びの中でも野菜の絵本を読んでいると１歳児のKちゃんが「これままあるよ～」（家でままが作ってくれるよ）と家庭での食事に結び付けて話す姿もあります。
　給食の前の時間に「このお野菜今日のごはんに入っているかな？探してみよう！」と提案するとこどもたちは声を揃えて「うん！」と返事をして、わくわくしながら食事へと向かう姿もあります。普段は苦手意識があり、なかなか手に付けない食材があってもこのように友だち同士で食材に関する話をする中で興味を持ち、「たべてみよう」と挑戦する気持ちになる事もあります。
　絵本や歌、会話を通して食材への親しみを深め、秋の実りを感じながら様々な食材に触れられる機会を大切にしていきたいです。
　
　
K.M