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2026.03.03
先日遊びに来てくれた3歳児のRちゃん。室内に入ると入口のドアの前の陽だまりへ、ボールや魚釣りの道具を次々と運び始めました。何かを思い描くように、玩具を選んでは運んでいきます。「ここは海でーす!」そう言いながら何度も行き来するうちに、何もなかった場所がRちゃんの思い描く「海」へと変わっていきました。続いてクッションを3つ抱えて運び、「これはRちゃんの!「これはママの!」「これは先生の!」とひとつずつ並べていきます。「船でーす!皆さん乗ってくださーい!」と嬉しそうに誘ってくれました。


皆で船に乗り、キラキラと光が差し込む海での魚釣りが始まります。色とりどりの魚を順番に釣っていき、「赤い魚が釣れたよ!」「ママは青い魚が釣れたよ!」「先生は黄色が釣れました!」と声を掛け合いながら、あっという間に大漁です。すると今度は、その魚をキッチンへ運ぶRちゃん。「今日のご飯はこれを焼きサバにしまーす!」と料理が始まりました。釣った魚をフライパンに乗せ、丁寧に焼いていきます。

焼き上がるとお皿に乗せて「どうぞ」とひとりひとりに配ってくれました。「釣りたての焼きサバ、すごく美味しそうだね!」お母さんがそう伝えると、Rちゃんは嬉しそうな表情を見せます。みんなで「いただきます」をして、海での1日はさらに広がっていきました。自分の思い描いた世界を形にするために、物を選び、運び、並べ、役割を決め、次の場面へと繋げていったRちゃん。その場にいる人たちとイメージを共有し、言葉を交わしながら遊びを繋げていく姿がとても印象的でした。何もなかった陽だまりに産まれた海、その世界の中で、同じ景色を一緒に味わわせて貰えたことが、何より嬉しい時間となりました。Y.F


