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【わたぼうし】一緒にいた時間の中で

2026.04.07

わたぼうしでよく顔を合わせる、1歳児のHくんとAくん。この日も遊びに来てくれました。初めて出会った頃は、はいはいでそれぞれの場所へ向かったり、お母さんに抱っこされながら周りの様子を眺めたりと、同じ空間にいながらも、それぞれが自分の世界を楽しんでいる様子がありました。それから1年近くたち、2人は歩けるようになり、遊び方や過ごし方にも変化がありました。この日は、AくんはHくんの遊びに自然と目が向き、HくんもまたAくんの存在を感じながら遊びます。キッチンコーナーで並んで立ち、同じ場所で同じように手を動かしてみたり、Hくんが滑り台へ向かうとAくんもあとを追い、その動きの中で同じ楽しさを感じているような姿もみられました。そして、興味の先が車の玩具へと移ると、まるで引き寄せられるように2人でそちらへ向かっていきます。相手のしていることが気になり、同じものに手を伸ばす姿には、「一緒に遊びたい」という思いや「これをやってみたい」というそれぞれの気持ちが表れているようでした。

時には、同じ玩具を使いたい気持ちが重なり、少し思いがぶつかる場面もあります。けれど、そのひとときもまた大切な経験のひとつ。うまくいかないことや、相手の存在を感じることを通して、少しずつ関わりが広がっていく過程が感じられました。そんな2人の姿を、お母さんたちもお互いに見守りながら、「これで遊びたいのかな」「一緒にやりたいのかな」と、こどもたちの気持ちにそっと寄り添っています。すぐに答えを出すのではなく、その姿を大切に受けとめようとする眼差しがとても温かく、印象に残りました。そして遊び方や気持ちの表し方が少しずつ変化し、広がっていったこの時間を、お母さんたちと一緒に感じられたことを嬉しく思います。わたぼうしでは、笑ったり泣いたり、様々な気持ちを伝え合いながら過ごせる空間を大切にしたいと思っています。こどもたちも、そして保護者の方々も、どうぞ気兼ねなく、それぞれの時間を過ごしていただけたら嬉しいです。そしてこれからも、わたぼうしで過ごす時間の中で生まれる、こどもたちのこころやからだの成長を皆さんと一緒に感じていけたらと思います。Y.F

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