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2024.12.12
すずらんに磁石でくっつきあう赤・緑・青・黄色の小さな三角形・四角形の形のおもちゃがあり、それを組み合わせ家や星を作ったり、長く繋げたり、ピザの形やボールを作ったりしてよく遊んでいます。
2歳児のRちゃん。「おほしさまつくってかべにはりつけよー」とアイデアが浮かび「やってみよー」とみんなで作っていくことになりました。何個か星をくっつけると「くりすますみたいだね」「ほんとだ」「じゃあ、パーティーしよう」と飾り付けが始まりました。ちょうど赤・緑で作った星がいくつか出来ておりクリスマスへとイメージがすぐに繋がっていったようでした。磁石を全て壁にくっつけ「できたねー」とRちゃん。「もっとかざろー、えほんもならべよう」と2歳児のKちゃんのアイデアもどんどん広がっていくようでした。そこのイメージは2人では共有できずその後「だめー、そこおかないで」「…」無言の抵抗…「うえーん」と泣いてしまい残念…遊びもそこで終わってしまいました。みんなで作る飾りつけの楽しさ、イメージを共有することの難しさ、伝え合う事の大切さなどなどいろいろな思いも体験できたひと時でした。
偶然一緒になって数時間過ごすこども同士。お互いのことも探りながら自分の遊び方も主張したり、譲ったり、気になるけど声はかけられなかったり、思いが共有できて面白かったり、刺激を受けて真似したり…とこの数時間の間にいろいろな事を経験します。その時に感じているであろう思いを言葉にして伝え少しでも思いを共有できたらいいなと思います。的確に思いを受け止められない時もあり怒らせたり、泣かせてしまったりしてしまうこともありますが、「どんな気持ちかな」と少しでも思いに近づきたいと試行錯誤しながら関わっています。すずらんでの時間がこども達にとってもいろいろな心の経験ができる機会となるよう大切に過ごしていきたいと思います。
次こそはイメージがつながっていけるようフォローできたらと思います。
AF