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2024.12.19
学校から何かを大事そうに持って帰ってきたJ君。「先生!すごろくしようよ!」ときらきらした瞳で誘ってくれました。三つ折りにしてあるものを広げると、たくさんのマスのすごろくが登場!良く見ると、そのマスも画用紙を一枚一枚切って、のりで貼っていました。マスとマスを繋ぐ線も、カラーテープをハサミで切って一枚一枚貼ってありました。これは大作!マスには『偉人カード』と書いてありました。これは何?と聞くと、「あのねあのね、ここのマスに止まると偉人カードがもらえるの。でね、ゴールした時に沢山偉人カードを持っていた人の勝ち!」なるほど!よく考えたなぁと感心していると「コマはこれね」とラキューで作ったコマを持ってきました。なるほど、これなら人数が増えてもコマが足らなくならなさそう。よく考えたなぁとやっぱり感心していると、「あ、偉人カードがない。どこにやったっけ…」「なしでどうやってやろう…」どこに行ってしまったのでしょう。先にゴールした方が勝ちにしたらだめ?と聞くと「それじゃあ普通のルールだからつまんない」とのこと。なるほど。ちょっと難しいルールでやりたいんですね。「あ、前作ったカードがあるから、今日はそれでやろう」と自分で作ったカードゲームのカードを持って来てくれました。探したらありそうだけどなぁ、偉人カード。すごろくを始めると吹き出しがついているマスに到着「やったね先生。そこはね、チャンスマスでね、もらえる偉人カードの枚数が4倍になるの!」そんなルールまで!よーしこれは勝てそうだぞと張り切って勝負しましたが、ゴールの前には止まると2回休みゾーンもあり、勝負はJ君の勝ち!遊び終わると色々こだわりポイントを教えてくれました。「これ作るの大変だったんだよ。でね、本当はもっといろんな、スタートに戻るマスとかいろいろ作りたかったんだけど時間が足りなくてね」「ゆうゆう館で前にいた子が作ったすごろくにさ、スタートに戻るがいっぱいあるやつあったでしょ」ゆうゆう館には歴代の子たちが作ったすごろくが大事に取ってあります。面白いですよ。ゆうゆう館で続きを作ればまたみんなで遊べるんじゃない?と言うと「確かに」と話していました。どんな風にするか楽しみです。
O.S