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2025.01.29
園の給食室は、給食を作っている先生達がこども達からも見える事を大切に設計されています。そのため、園の子たちは給食の先生達に「きょうのおやつはなに~?」「きょうは○○はいってる?」などなど聞きに行ったり、「ごちそうさまでした」とお皿を返しに行ったりと交流が持てる素敵な環境です。
今年度のすずらんの子たちは2歳児さんも多いので、給食を食べる際給食を作ってくれる部屋があることや、そこで作ってくれている先生たちがいることを伝えてみる事にしてみました。すると、給食を食べる際「きょうはだれがつくってくれたの?」と聞いてくれるようになりました。そこで、「N先生とO先生とI先生が作ってくれているんだよ」と答えていると、いつの間にか名前を覚えてくれる子もおりとても嬉しくなりました。そして、ごはんを食べきった時「NせんせいとOせんせいとIせんせいもいっぱいたべたねっていってくれるかな」と言ってくれる子までおりまたまた嬉しくなりました。(もちろん残してしまうこともありますが、「また食べてみようね」と次へのチャレンジに期待しながら声をかけています)
まだ会ったことはない給食の先生達へもいつも食べている給食を通して、「ありがとう」の気持ちや「いっぱいたべるよ」「おいしいよ」という思いが言葉としてあらわれていることを今回感じました。見えないけれどつながっている人たちがいるということを自然と感じられるこども達の感性、本当に素晴らしいと思います。こども達の秘めた素敵な力をこれからも大切にしながら関わっていきたいと思います。
AF