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【わたぼうし】節分!

2025.02.04

わたぼうしでも、節分に触れられるよう2月には節分制作を行ったり、節分の行事について由来等を掲示したりして過ごしていました。節分の2月2日が明け、3日の月曜日には、わたぼうし室内にも鬼が登場しました。0歳児のこども達も多く、まだ鬼と対面した事がないこども達も多いのかな?と思い、少し可愛らしい鬼を作り、鬼のボーリングも遊びの中に取り入れました。新聞紙で作った豆を転がし、鬼を倒したり、手で「えいっ!」と倒したりする姿がありました。いつもとは違う新聞紙の豆が楽しく、部屋に転がしたり投げてみたりしながら遊ぶこども達、そんな中、K君はすみよし愛児園の園庭に遊びに行くとの事で、もしかしたら鬼が現れるかもしれない。園児達も朝からイワシを焼き柊に付け門に付けたり、新聞紙の豆をたくさん作って準備をしている事を伝え、園庭に一緒に出掛けました。砂場で園児達と一緒に楽しんでいると背後から鬼がやってきました。始めは気が付かなかったK君でしたが、園児達の様子が変わり、不思議そうに振り返ったその先に鬼が!!K君は、泣き出しそうな顔になりお母さんにぎゅっとしがみつき、抱っこしてもらいました。怖がりながらも、泣きそうになるのをグッと堪え、お母さんにぎゅっとしがみつきながらも、豆を手渡すと、鬼に向かい「えいっ!」と投げるK君!その姿にお母さんも驚いていました。何回も近くに来る鬼に向かい、何回も何回も豆を投げるK君!しばらくすると、みんなも頑張って投げている姿に勇気をもらったのか、泣きそうな顔が和らいできました。みんなで豆まきをして鬼は園の外に退散していきました。「やったね!」とK君を振り返ると、もう砂場で遊び始めていたK君でした!その様子にお母さんももう一度驚き、「Kかっこいいね!」と声をかけ、わたぼうしに戻った後も遊びに来ていたお友だちにK君の様子を伝えると、みんなに「すごい!」と声をかけてもらいました。お母さんも「良い経験になりました。帰ったらパパに話そうね」と、K君の今日の姿を噛みしめていました。怖い気持ちもあるけれど、みんなで一緒に乗り越え、勇気をもらったK君。すみよし愛児園のみんなと乗り越えた事もK君にとって良い経験になったのかな?と感じました。わたぼうしでも、日本の伝統的な行事に触れたり、意味を知ったりしていきながらみなさんと過ごす事ができたら良いなと思います。M.O

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